書評記事 第3話 アベラ『ランド: 世界を支配した研究所』を読み解く ❖ 理系書探訪【書評記事】 ◉ 物語の舞台、ランド研究所は第二次世界大戦後のアメリカ合衆国に誕生したシンクタンクで、空軍の創設者、ヘンリー・アーノルド元帥がダグラス・エアクラフト社の幹部に命じて設立したプロジェクト・ランドを母体とする民間企業である。本書は、“核の真珠湾攻撃” に脅え、人類を滅亡へと導く核兵器が作りだした東西冷戦期において、フリシ... 2024年5月10日 探訪堂主人
索引 掲載順総合索引 2024年 ◉ 当サイト『理系書探訪』(2024年)で紹介した記事の索引です。各ブロックをクリックするとその本の紹介記事に跳びます。“NDL” は国立国会図書館/個人送信サービスで読める書籍の記事であることを示します。【書評記事】はタイトル本とその周辺を探訪します。【NDL通信】では国立国会図書館/個人送信サービスで読める理系名著... 2024年4月19日 探訪堂主人
書評記事 第2話 服部晶夫『多様体 増補版』/志賀浩二『多様体論』を読む ❖ 理系書探訪【書評記事】 ◉ 現代数学の中心概念のひとつ、“多様体” は非線形科学の数学的舞台であり、曲線や曲面の概念を一般の次元に拡張/抽象化して得られる。今回は、先輩に「M を多様体、T(TM) を接バンドルの接バンドルとして、、、」などと言われて目を丸くしている新人さんのために、可微分多様体論の代表的な教科書2冊を中心にとりあげて紹介しよ... 2024年4月12日 探訪堂主人
NDL通信 第1報「解析力学」の名著を国会図書館/個人送信サービスで読む ❖ 理系書探訪【NDL通信】 ◉ 現代物理学や動的システム論を基礎づける解析力学の名著、ゴールドスタイン『古典力学(第3版)』、アーノルド『古典力学の数学的方法』は、2021年6月の法律改正によって国立国会図書館の個人送信サービスにより手元端末で読める時代になりました。この文書では、解析力学の概要とネットで読める上記2書のほか、伏見康治『力学』など... 2024年3月29日 探訪堂主人
探訪ツール 探訪ツール(1)国立国会図書館の個人向けデジタル化資料送信サービス 1 国立国会図書館デジタル化の概要 国立国会図書館(NDL: National Diet Library, Japan)は、国会に属する唯一の国立図書館で、東京は永田町、国会議事堂北隣の東京本館のほか、京都府に関西館、東京の上野公園に国際子ども図書館があります。国内で発行された全ての出版物の他、海外の出版物、国内のウェ... 2024年3月22日 探訪堂主人
書評記事 第1話 渡辺慧『生命と自由』を読み解く ❖ 理系書探訪【書評記事】 ◉ 寺田寅彦が夢見た “物理学と生命科学/精神科学の統合”、この夢に物理学と情報科学の視点から迫った門下生がいました。ド・ブロイ、ボーアらの薫陶を受けた日本理論物理学界の貴公子、渡辺慧です。渡辺はウィーナー『サイバネティクス』の目的論的機械論を超える難解な “自由意志の数学的理論” の雛形を後世に残しました。その一般向... 2024年3月15日 探訪堂主人